【今月の本】2月ベスト2冊発表!
こんばんは、バレエ留学中のなつこです。
日本帰国まで一カ月を切ってしまいました…!バレエスクールは来週の水曜日までなので、この肩書が使えるのも残り少しです。
さて、今日は2月のベスト2冊を発表したいと思います!2月中に書けなくてごめんなさい…2月は少々忙しくて5冊しか読めなかったので、気に入った小説を2冊紹介します。
1、さいはての彼女(原田マハ著)
数年後にもう一度読みたい!と思った本です。登場人物がそれぞれ違う目的で旅をし、旅を通して、自分の人生にとって大切なものを手に入れる姿が、短編の形で書かれています。
『さいはての彼女』の舞台は北海道と箱根。特に北海道は、2年半前に親友と2人で行ったことのある思い出の場所で、小説に出てくる知床半島や釧路湿原などの地名が目に入った瞬間、楽しかった思い出や美しい景色が鮮明によみがえってきました。
小説の中では、北海道(「さいはて」)をツーリングするナギという女の子がキーパーソンとなっています。ナギが気持ちよさそうにハーレーにまたがる姿を想像すると、私もいつかツーリングしてみたい!という気持ちになりました。
以下は、2年半前に北海道旅行した時の写真です。
↑知床半島。早朝から船で岬まで行きました!
↑知床岬。後ろの方にうっすら見えるのは国後島です。
↑知床の夕日。幻想的でした…
↑オホーツク海に沈む夕日。雲と夕焼けがなんとも言えない美しい色合いを出していました。
↑釧路湿原。広〜い!
2、クローバーナイト(辻村深月著)
今月も辻村さんの本がランクインです!大好きすぎて、読んだことがない本はないか、つい探してしまいます(笑)
『クローバーナイト』は、2人の小さな子供をもつ共働きの若い夫婦が主人公で、保育園やお受験、ママ友など日本に特有の家事・子育てがストーリーの中心となっています。良い意味で「辻村さんらしくない」一冊で、幼い子供をもつ若い母親・父親が直面するであろう状況がリアルに描かれています。
自分が母親になったらどんなことで悩むのだろう?と考えさせられました。まあ、私にとってはずっと先の話ですが。(笑)
以上、2月のベスト2でした!
今日も読んでいただきありがとうございました。
なつこ
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【バレエ留学】ケガをしたときの対処法
こんばんは!バレエ留学中のなつこです。
先日、登録者が100人を超えました!いつも読んでいただきありがとうございます♡コメントやいいねもとても嬉しいです!これからも自分らしく発信していきたいと思います。よろしくお願いします!
さて今日は、ケガをしたときの対処法について書こうと思います。
バレエやスポーツをやっているみなさんは、おそらく一度はケガをしたことがあると思います。大きなケガでなくても、ちょっと捻ったとか、打撲したとか。練習したいのに見学しなきゃいけなくて、悔しい思いをしたこと、きっとあるはずです。そんなときあなたはどうしていましたか?
どうせ踊れないんだから、とレッスンを休んでいましたか?
ケガしていない部分は動かせるから何かできるはず、とスタジオに通っていましたか?
今留学中のバレエ学校では、ケガをしていてレッスンを見学せざるを得ない生徒が何人もいます。医者に「踊ってもいいよ」と許可が下りるまで、毎日見学。クラスメイトが日々上達していく中で、踊れないのは辛いと思います。でもここで分かれ道ができるわけです。どうせ踊れないんだからレッスンには行かなくてもいい、と考える子と、レッスンを見学しながら自分の弱点を強化するためにトレーニングしている子。ケガしたのを人や環境のせいにしていつまでもクヨクヨしている子と、やってしまったことは仕方ないと認めてポジティブに状況を受け容れている子。あなたは、どちらが早く元通りに踊れるようになると思いますか?
ケガは本当に悔しいけど、認めないといけないんです。上達したいなら、自分のケガや悪い癖を受け容れて、自分を見つめて、どうしたら直せるか、たくさん考えないといけないんです。バレエ、スポーツに限らず勉強でも仕事でも同じだと思います。試験の結果が良くなかった、志望校に合格できなかった、仕事でミスをしてしまった。これらはどう見ても「失敗」です。でもその「失敗」を「成功」に変えられる方法が一つあります。それは、現状を受け容れて、前向きに対処すること。二度と同じ失敗を繰り返さないように、悪い癖を修正していく。きっと辛いです。今まで信じてたやり方が間違っていたと認めないといけないから。でもこの「認める」という行為が、自分を成長させてくれます。
ケガをしたのは自分のやり方が間違っていたからだ、と「認める」ことができたら、次にやることは「分析」です。なぜケガをしたのか。筋肉が十分に強くないから?集中力の欠如?身体のケアを怠っていたから?栄養不足?間違った身体の使い方をしていたから?こうして自問自答して、ケガの原因を探ります。
原因が見つかったら、日ごろから気を付けて徹底的に「修正」する。
「認める」→「分析」→「修正」を繰り返していくことで、ケガを減らし、少しずつ成長していけると思います。
ケガは、実は自分を知る良いチャンスなんです。身体の使い方が間違っていた、不注意だった。自分の癖を知る良い機会です。だからケガをしても、悲観的にならないでください。今発見できてラッキー!ぐらいに思って、前向きに対処していきましょう。ケガをうまく利用すれば、自分には何が足りていないのかを見つけ、正しい身体の使い方を身につけ、もっともっと上達できるはずです。
今日も読んでいただきありがとうございました!
なつこ
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【シドニー旅行記】第5弾~ザ・ロックス(The Rocks)~
こんにちは、バレエ留学中のなつこです。
今までの旅行記はこちら↓ まだ読んでいない方はぜひチェックしてみてください!
natsukozballetlife.hatenadiary.com
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The Rocks(ザ・ロックス)とは?
ザ・ロックスは、オーストラリア最古の街、つまりオーストラリア最初の開拓地です。それまで先住民のアボリジニー居住地域でしたが、1788年にイギリス人が入植してからは、イギリスからの流刑民たちのスラム街として発達しました。流刑が廃止されるまでの約50年間は、治安の悪い、薄汚い街だったようです。流刑廃止後は、商業港として発達しました。
このような歴史から、シドニーの中でも一味違ったその街並みで知られているザ・ロックス。道は石畳で、時代を感じさせるレンガ造りの建物と、モダンな建物とが入り混じっています。おしゃれなカフェやパブが数多く並んでいて、パブは昼夜関係なく多くのお客さんで賑わっていました。お土産屋さんもたくさんあって、一軒一軒回っていたらいつの間にか2時間ほど経っていました…(笑)
↑The Rocksで有名な時計台。見ての通りこの日は曇りでした。
↑レンガ造りの建物。
↑ぽつんとこんなアートも。
①Museum of Contemporary Art Australia
The Rocksの入り口、Georges Streetにある現代アート美術館。ひとりの時は気を遣わずに回れるので、美術館とか博物館にはよく行きます。ここ、誰でも無料で見学できるし変わったアートがたくさん展示されているのでおすすめです!フラッシュをたかなければ好きなだけ写真を撮っても大丈夫なのがオーストラリア流。ということで私もパシャパシャ撮ってきました!
↑入ってすぐの部屋。広い部屋のど真ん中に、宙ぶらりんの傘のようなもの。下は、へびなのかな…?
↑真っ黒の背景とこの白い飾りのコントラストが綺麗だった。
↑こんなお札が存在すればいいのに…!
↑いろんな色の液体。絵の具がついた筆を水につけた時を連想させる。
↑この部屋が一番のお気に入り。右側では館内ツアーが開催されていた。
↑色々な空の表情をあらわした作品。空大好きだからこういうのすごくいい。
↑ただの木の枝が立てかけてあるだけなのに、作り出されている影が趣ある。
↑窓の向こうにまた窓が。
↑こういう色好き。
↑美術館のエントランス。一定の期間毎に壁のアートが変わるらしい。
②Pancake On・The・Rocks
お昼はパンケーキを食べました♡(こんな甘いのお昼ご飯じゃないとか言わないで…!)ここのパンケーキ屋さん、ザ・ロックスではかなり有名なんです!友達に絶対行くべきって勧められたのですが、行って大正解!友達同士、家族、カップルが大多数の中、ひとりで席に着くのはかなり勇気がいりましたが…カメラをテーブルに出して必死でカメラマン(レポーター!?)のふりをしました(笑)
パンケーキはふわっふわで、とってもおいしかったです!店員さんも優しくてほっこりしました。
③Sydney Observatory
行く予定は全くなかったのですが、ぶらぶら歩いていたらたどり着いたのが、シドニー展望台。南半球の星空を眺めるために、1857年に建てられたそうです。塔の中には、天体にまつわる展示がたくさんされていました。星空写真コンテスト(?)で入賞した写真も多く飾られていて、その美しさに思わず息が止まってしまいました。生まれ変わったら、美しい星空を撮るカメラマンになってもいいかも。
展望台の周りをランニングしている人や、隣の公園で筋トレに励んでいる人の姿もちらほら。こっちには身体を鍛えるのが好きな人が多いみたい。
↑隣接の公園から眺めるシドニーの景色はとても綺麗でした!右手にはハーバー・ブリッジ(Harbour Bridge)が見えます。
↑生年月日を入力すると、自分が生まれた日の天気や気温が分かる装置。11月にしては暖かいじゃん!と感動していたが、それもそのはず。ここは南半球だもん。
↑花が咲いているとつい撮ってしまう。
以上、シドニー旅行記第5弾でした!あと2回分あるのでお楽しみに♪
今日も読んでいただきありがとうございました。
なつこ
【シドニー旅行記】第4弾~オペラハウス(Opera House)~
こんにちは、バレエ留学中のなつこです。
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シドニー、というかオーストラリアの象徴ともいえるオペラハウス。観光スポットとしてはド定番ですよね。ではいったいなぜ、こんなにも人気のある観光名所なのでしょうか?
↑後ろの知らないお兄さんもなぜかカメラ目線。
オペラハウス基礎知識+α
オペラハウスは、2007年に世界遺産に登録された、オーストラリアを代表する建築です。シドニー交響楽団、オペラ・オーストラリア、オーストラリアンバレエ団の本拠地となっています。設計は、デンマーク人のヨーン・ウツソン氏が手掛けました。彼の設計図は、世界中から集まった233件の応募の中から、見事採用されました。1959年に始まった工事ですが、構造が複雑なこともあって、完成には14年もの年月がかかったそうです。予算は14倍以上にも膨れ上がったと言われています。
屋根には全部で105万6000枚ものタイルが使われています。真っ白に見えますが、タイルは白とクリーム色のスウェーデン製のものです。汚れにくい加工がしてあるため、完成から45年以上が経っても美しい白を保っているのです。また、オペラハウスは遠くから見ると1つの建物に見えますが、実は3つの建物が隣合わさってできています。
オペラハウスは、収容人数2600人越えのコンサートホールをはじめ、オペラ劇場、スタジオシアター、ドラマシアター、プレイハウスなど複数のホールを抱えています。年間3000ものイベントが開催され、一年間の観客は200万人を超えるのだそうです。
オペラハウスへの行き方
Circular Quayという大きな駅で降りて、フェリー乗り場を左手にまっすぐ歩くとオペラハウスに着きます。
海岸沿いには座れる場所がたくさんあります。ちょっと座ってオペラハウスを眺めながら物思いにふけるのもいいですね☆
どんな天気でも存在感があって美しい
晴れの日でも、曇りの日でも、雨の日でも。広く開けた空と真っ白なオペラハウスは相性抜群です。私は運よくいろいろな天気のオペラハウスを見ることができました。どんな天気でもどっしりと構えているオペラハウスは、本当に存在感があって美しかったです。空の色によってオペラハウスの色が違って見えるのも見どころのひとつ!
↑どんよりとした空が背景だとグレーに見える。
↑空が青い日には真っ白に見える。
あなたもオペラハウスのいろいろな「顔」を探してみては?
オペラハウスを訪れた際は、遠くからだけでなく、ぜひ近くで見てみましょう。その造りに感動するはずです。そして、時間がある方は舞台裏など内部を見学できるツアーに参加することをおすすめします。日本語のツアーもあります。(残念なことに私は参加しなかったのですが、ツアーに参加したことのある友達に「なんで行かなかったの!」と怒られるほど、魅力が詰まっているそうです。)
↑オペラハウス対岸のハーバー・ブリッジ(Harbour Bridge)
次回はThe Rocks(ザ・ロックス)を紹介します。お楽しみに!
今日も読んでいただきありがとうございました!
なつこ
【シドニー旅行記】第3弾~パディントン(Paddington)~
こんばんは、バレエ留学中のなつこです!(この肩書を使えるのはあと数週間…!)
今回は、シドニーの観光名所、Paddingtonを紹介します!
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Paddington(パディントン)って?
パディントンは、芸術家やデザイナーが集まる、シドニーの中でも有名な街の一つです。シドニー中心部からバスで約10分の所にあります。私は、Circular Quay(サーキュラー・キー)という駅からNorth Bondi(ノース・ボンダイ)行きのバス(333番または380番)に乗り、Oxford Street after William Streetという駅で降りました。
一番有名なストリートはOxford Streetで、個性的な雑貨屋さんやおしゃれなカフェがたくさんあります。William Streetも有名で、きれいなテラスが並んでいて、高級感のあるお店が並んでいます。予約制のウェディングドレス店やジュエリー店も。なんて素敵なの…!
パディントンといえばマーケットでしょ!
パディントンで最も有名なのは、毎週土曜日に小学校の校庭で開かれるマーケットです。時間は10:00~16:00。有名なOxford Street沿いにあり、とても賑わっているのですぐに見つかると思います。
中に入ると、おしゃれな洋服や小物の出店、多国籍の屋台がたーくさん!!お店回るのに夢中で写真を撮り忘れたのが悔やまれる…でもそれぐらい、目を惹くお店がたくさんありました。例えば、集めた世界中の切手を、ペンダントやブローチ、ピアスなどに加工して売っているお店、マダガスカルのラフィアを使った帽子やバッグを売っているお店、日本ぽい淡い色使いの食器を扱っているお店…
私はファッションに繋がるものが大好きなので、さんざん迷った挙句、こちらのバッグとリングを買いました♡
これからパディントンに行く方へ
パディントンに行くなら、マーケットが開催される土曜日に行くのがおすすめです!
上記のようにOxford Street after William Streetでバスを降りて、まずは斜め前にあるパディントン・マーケットに行ってみてください。きっとあなたのお気に入りが見つかるはず!そのあとは、Oxford Streetをただひたすらシドニー中心部に向かって歩くだけです。つい入りたくなるようなお店がたくさんあるので、気になったら迷わず入ってみてください。買わなくてもいいんです。ただ見るだけでも、想像が掻き立てられます。小道にも素敵なお店があるので忘れずに☆
常に計画通りに観光するのではなく、時にはプランを立てず、自分の勘に頼って歩いてみるのがおすすめ。計画を立てておくと「失敗」はないけれど、逆に「発見」は少ない。知らない土地に足を踏み入れた時は、思いがけない「発見」こそが楽しみのひとつです。恐れずに好奇心の矢が向かう先へ、どんどん進んでいきましょう。たとえ小さな「発見」だったとしても、きっと良い思い出になるはずです。
今日も読んでいただきありがとうございました!次回もお楽しみに!
なつこ
【シドニー旅行記】第2弾~ニュータウン(Newtown)~
こんばんは!なつこです。
今日紹介するのは、Newtown(ニュータウン)です。シドニー中心部のCentral Stationから電車で約10分のところにある、穴場スポットです。
とにかくおしゃれなお店がいっぱい!
ニュータウンのキング・ストリートという通りには、とにかくおしゃれなお店がいっぱい並んでいます。雑貨屋さん、カフェ、古着屋さんなどのお店がずらっと。カフェなんてたくさんありすぎて選ぶのが大変でした(笑)
↑散々迷って選んだカフェ。"People who love to eat are always the best people "
雑貨屋さんや洋服店も個性的でおしゃれなものが多く、欲しいものがありすぎていくらお金があっても足りません(笑)
↑木で作られた家具や小物を売るお店。
↑とある雑貨屋さんで買った石鹸。富士山みたいな形で、上には金箔が!将来自分の家庭を持った時につかおーっと。
ウォールアートがたくさん!
Newtownは、アート好きが集まる街なだけあって、多くの壁に絵が描かれていました。また、建物の色がパステルカラーだったり、高さが揃っていたりと、街全体に統一感があったのも印象的でした。
↑仮面舞踏会を連想させるウォールアート。
↑日本のキャラクターにありそうな可愛いウォールアート。
↑もう建物全体を塗っちゃえ!なウォールアート。
↑こんな面白い飾りも。
↑すごい…けどなぜアフリカ!?
↑パステルカラーで統一された建物たち。
↑こんなカラフルな建物も!
Newtownは半日あれば十分楽しめると思うので、シドニー行かれる方はぜひ行ってみてください!
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今日も読んでいただきありがとうございました。
なつこ
【今月の本】1月ベスト3冊発表!
こんにちは、バレエ留学中のなつこです。
今日は一日盛りだくさんでした!朝からピラティス、そしてバレエのレッスンにポアントのレッスン、小休憩を挟んでコンテンポラリーダンスのレッスン、最後にレパートリークラス。レパートリークラスでは、『白鳥の湖』二幕のコール・ド・バレエのパートを踊りました。全身が筋肉痛でクタクタです…
バレエスクールでどんな生活を送っているか知りたい方は、以下の記事に詳しく書いています♪
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今日は、タイトルにもある通り、今月読んだ本ベスト3冊を紹介します。今月読んだ本はちょうど20冊。大好きな小説から、今まであまり読んだことがなかった歴史ものまで、色々なジャンルに挑戦してみました。
1、LEAN IN 女性、仕事、リーダーへの意欲(シェリル・サンドバーグ著)
以前本の取材を受けたとき、インタビュアーの方に教えていただいた本です。「将来は仕事をしながら子育てもしたい」と言った私に、「それならこの本とてもおすすめだよ」と。女性として、一人の人間としての生き方について、たいへん考えさせられました。私はこのままでいいのだろうか?と、読みながら何度自問したかわかりません。それと同時に、たくさんの勇気をもらいました。将来のことで悩んでいる私の背中を押してくれた本です。
きっとこの本は、人それぞれ感じ方が違います。今の自分の置かれた状況、どんな将来を描いているか、などによって受け取るメッセージはさまざまだと思います。性別年齢関係なく、読んでほしい本です。
2、ふちなしのかがみ(辻村深月著)
辻村さんは私の一番好きな作家です。出版されている辻村さんの本はほぼ全部読んだと思います。『ふちなしのかがみ』は、誰でも聞いたことがあるような都市伝説が題材になっている短編小説です。幽霊とか都市伝説とか、私は大の苦手。だから先を知りたくない。今日はここまで読んで終わりにしよう。でもなぜか気になって、結局一気に読んでしまいました。みなさんも同じような経験をしたことはありませんか?物語にのめり込んでしまって、気づけばあと数ページ。辻村さんの本は、『ふちなしのかがみ』に関わらず、どれもそういった「つい先を読みたくなってしまう」現象が起きます。おかげで何度寝不足になったことか…(笑)
3、発達障害者の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術(借金玉著)
臨床心理学を勉強していることもあって、タイトルに惹かれて読みました。発達障害をもつ借金玉さんが、障害と向き合い、自ら考えだした「仕事術」を紹介している本です。おそらく発達障害をもつ人に向けて書いた本なのでしょうが、いわゆる「健康」な人にも役立つライフハック(仕事術、生活術)がたくさん詰まっています。私も昔から使っているハックがいくつか出てきて、共感できる部分がたくさんありました。なにより、文章の書き方が素晴らしいです。クスッと笑ってしまうような表現が多く、どんどん読めます。日常のちょっとした悩みが、この本を読むことで解決するかもしれません。
どれも読む価値のある本だと思います。次何読もうか迷っている方、ぜひ参考にしてみてください!
今日も読んでいただきありがとうございました。
なつこ