東大生のバレエ留学日記

日々考えていること、バレエのこと、大学生活のことなどを綴っています

【今月の本】3ヶ月分のおすすめを紹介!

お久しぶりです、なつこです。

今日は、サボりまくっていた(笑)本紹介をします!
紹介と言っても、あらすじではなく、感想メインで書きます。
2冊取り上げました🙂


↑私の本棚のほんの一部

1、カシオペアの丘で(上)(重松清著)
主人公は四人の幼馴染。人の名前を覚えるのが苦手だから、最初は人物関係がつかめなくてなかなか読み進められませんでした…(笑)まだ上巻しか読んでいないのですが、あまりにも感動したので紹介することにしました。この小説のメインテーマは「ゆるし」。読んでいくうちにそれぞれの人物が抱えている思いや葛藤が明らかになって、四人が「幼馴染」だからこその心の葛藤なんだと、胸が熱くなりました。ネタバレになってしまうので詳しくは書きませんが、「ガン」に関する記述が個人的には一番心に残りました。

実は先日秩父にプチ旅行に行きまして、うっすらと天の川がかかる星空に、カシオペヤ座を見つけることができました。五つの星から成る、Wの形をした星座です。この小説を読んでいなかったら気にも留めていなかったと思うので、ちょっと得した気分でした☆

2、「家族の幸せ」の経済学 データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実(山口慎太郎著)
みなさんは「家族」について真剣に考えたことがありますか。大学を卒業して就職したら、数年後に結婚して子供を授かる。これがおそらく、よく耳にする家庭を持つまでの流れ。では、
そもそもなんで結婚するの?
子供が生まれたとして、どう育てればいいの?
その時のメリット・デメリットは?
などの疑問を持ったことがあるでしょうか。
今では「家族」の形が一昔前に比べると変わってきていて、例えば「結婚」という形を取らなくてもパートナー同士結ばれることが社会的に許される時代になってきました。だからこそもう一度、自分にとっての幸せ、家族にとっての幸せについて考える必要があると思います。この本を読んで改めてそう感じさせられました。


いかがでしたか?いつも小説ばっかり紹介しているので、今回はノンフィクションも混ぜてみました。

あと数週間で一年が終わってしまうなんて…!みなさんはどんな一年でしたか?年が暮れる前に今年の振り返りをしたいと思います!(これは絶対年内にやる!)

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪

なつこ