東大生のバレエ留学日記

日々考えていること、バレエのこと、大学生活のことなどを綴っています

【今月の本】5月のおすすめを紹介します!

こんにちは、なつこです!

 

お待たせしました!すでに6月ですが、恒例の本紹介です。5月は(も)あまりに忙しくて(本当は忙しいのを理由にしたくないんだけど)数冊しか読めなかったので、5月のおすすめを一冊と、以前読んだおすすめを一冊ご紹介します!

 

1、『神様の裏の顔』(藤崎翔著)

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物語の舞台は、「教師の鏡」とも言える坪井誠造の通夜。坪井にお世話になった大勢の人々が彼の死を悼む中、「実は先生はとんでもない犯罪者なのでは!?」という疑惑が浮かび上がる。そして、通夜の参列者が推理を重ねていくと、この疑惑が疑惑では済まなくなっていく……

最後どうなるかは読んでからのお楽しみです!この小説で一番面白かったのは、最後すべての謎が解ける場面。心理学を専門に学ぶ身としてもとても興味深い結末でした。

 

2、『そして、バトンは渡された』(瀬尾まいこ著)

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幼少期に母親を亡くしてから、たくさんの血のつながっていない「親」に育てられる優子の物語。優子は、様々な事情で自身の結婚までに何度も苗字を変えることになるのですが、それぞれの「親」が、自分たちなりに親としての愛情を優子に注いでいるところに、何度も胸が打たれました。

この本は、家族の在り方について考えさせられる本です。家族ってなんだろう。血が繋がっているのが家族?血が繋がっていなければ家族じゃない?じゃあペットは?家族?これらの「?」に対する答えは、十人十色だと思います。何でも打ち明けられる友達がいたとしたら、その友達はあなたにとって「家族」のような存在かもしれない。両親と自分と兄弟だけが「家族」の形ではないと思うんです。

普段は家族の在り方についてなんて考えないかもしれません。だからこそぜひ、この本を手に取ってみてください。あなたにも私にも、形態が何であれ「家族」がいるはずです。自分にとって「家族」とは何なのか。考えてもらえたら嬉しいです。

 

 

最後に

復学して2ヶ月ちょっとが経ち、友人や先輩と話す中で、今後研究したいテーマが少しずつ具体的になってきました!大学の課題や自分がやりたい勉強、バレエのレッスンで日々追われていますが、とっても充実した毎日を送っています。留学していた頃は、復学してからの生活がもっと淡白なものになると思っていたので、毎日やることがたくさんあって嬉しいです😊

 

みなさんも良い一日をお過ごしください!

今日も読んでいただきありがとうございました。

 

 

なつこ