【シドニー旅行記】第1弾~Blue Mountains(ブルー・マウンテンズ)~
みなさんこんばんは!なつこです。
年明けに8泊9日でシドニーへ行ってきました!今回もダーウィンの時と同じく、ひとり旅です。おすすめの観光スポットを厳選したので、6回に分けてそれぞれ紹介したいと思います。
ブルーマウンテンズ(Blue Mountains)
第1回目に紹介するのは、ブルー・マウンテンズ(Blue Mountains)。シドニー中心部から車で約2時間のところにある世界遺産です。ブルー・マウンテンズと言うと「あのコーヒー豆の?」と聞かれることがありますが、コーヒー豆の方はジャマイカの「ブルーマウンテン」です。似ているので間違えやすいですよね(笑)
この土地がなぜ「ブルー・マウンテンズ」と呼ばれるかと言うと、何百種類ものユーカリの木が精油を放出しているため、このあたり一帯が青く見えるからです。ちなみにユーカリの木は400種以上もありますが、コアラが食べるのはそのうちの約40種類だけだそうです。
スリー・シスターズ(Three Sisters)
ブルー・マウンテンズの中で恐らく最も有名なのが、このスリー・シスターズです。
3つの岩が仲良く並んでいるのが見えますか?スリー・シスターズという名前の由来は、実はアボリジニーの伝説なんです。アボリジニーには、同じ部族同士でしか結婚してはいけない、という決まりがありました。それにも関わらず、美しい三姉妹は部族が違う男性に恋をしてしまいました。それに激怒した三姉妹の父親は、怒って魔法をかけ、岩に変えてしまいました。父親は自分自身にも呪いをかけ、鳥の姿に変身しました。この言い伝えの通り、今でも広大な森に臨むように3つの岩がそびえたっています。(伝説には諸説ありますが、これがガイドさんに教えてもらったものです。)
シーニック・ワールド(Scenic World)
シーニック・ワールドは、ブルー・マウンテンズの自然をアトラクションに乗りながら楽しめる施設です。アトラクションはトロッコ、スカイレール、ゴンドラの3種類で、森を散策するウォーキングコースもありました。
↑最大勾配52度のトロッコ!
↑真ん中は一部ガラス張りで下の景色が丸見え!
オリエント・ケーヴ(Orient Cave)
オリエント・ケーヴは、ブルーマウンテンズにあるジェノラン鍾乳洞の、数ある洞窟の一つです。数年前までは入れなかったらしい。光を通す透明なクリスタルと、鉄分を含んだ赤いクリスタルが合わさってできた鍾乳洞です。クリスタルは1センチ伸びるのに100年かかるそうです。自然のあまりの壮大さに、改めて驚かされました。
↑ライトを当てると綺麗なオレンジ色に光るクリスタル
↑「じゅうたんを被ったインドの像」と言われる巨大なクリスタル
最後にちょっとした豆知識!
カンガルー、コアラ、ウォンバット。オーストラリアを代表するこれらの動物、なぜこんな名前になったか知っていますか?
オーストラリアに初めて入植してきたオランダ人が、見たことのない動物を前にして、原住民のアボリジニーに聞いたのです。
オランダ人「あのぴょんぴょん跳ねる動物の名前は?」
アボリジニー「えー、カンガルー(アボリジニーの言葉で、わからない、の意味)」
オランダ人「じゃあ、あの木にしがみついている動物は?」
アボリジニー「うーん、わからないけどコアラ(アボリジニーの言葉で、水を飲まない、という意味)」
オランダ人「あのかわいい、モサッとした動物の名前は何?」
アボリジニー「それはね、ウォンバット(アボリジニーの言葉で、お尻が大きい、の意味)だよ」
こんな会話が交わされて、オランダ人は、アボリジニーが動物の名前を教えてくれたのだと、すっかり思い込んでしまいました。そのままカンガルー、コアラ、ウォンバットと名前がついたわけです。
私が今回参加したツアーは、「ジャックさんの楽しい日本語ツアー」です。日本語がペラペラのオーストラリア人ガイドさんが案内してくれる少人数制のツアーです。ひとりだったのもあって、ガイドさんにはとても良くしてもらいました。これからシドニー観光予定の方にはぜひおすすめします!
せれでは、次回もお楽しみに!
今日も読んでいただきありがとうございました。
なつこ