【今月の本】夏のおすすめをさくっと紹介!
みなさんこんばんは。なつこです。
いつも楽しみにしてくださる方、ありがとうございます!
今回は7月と8月に読んだ本を2冊紹介します。
1、ユートピア(湊かなえ著)
前回に引き続きまたまた湊さんの本です(笑)毎月紹介しているレベルで好きな作家さんです。(昨日新しく2冊買ってしまったので、9月の【今月の本】でまた紹介すると思います笑)
『ユートピア』は、太平洋沿いの町「鼻崎町」で暮らす地元民とそこに越してきた芸術家たちのお話。普段は笑顔で接しているのに、それぞれ互いに思うところがあって様々な噂が飛び交います。みんな本当は何を思っているのか、実は色々なことを隠しながら生活しているのではないか。物語の世界が私たちの実世界を投影しているようでゾッとしました。真実は神のみぞ知るのは、本当かもしれません。
2、ノルウェイの森(村上春樹著)
ずっと避けてきた、「村上春樹」。読んでみたいけど難しそう、私にはまだ早い、と言い訳してきました。本屋さんに立ち寄った時、たまたま見かけて、なぜか「今が読む時だ!」とピンときたので買いました(笑)
文体は翻訳体なので少々読みづらく感じたこともありましたが、もともと英文学の翻訳家だということを考慮すると、文体には納得がいきます。情景一つひとつがとても細かく表現されていて、風景をありありと頭の中で思い描くことができました。これが本の力なんだと感じました。村上さんの本はその文体ゆえに色々な言語で翻訳されていると聞いたので、次読むときはフランス語で読んでみたい。
『ノルウェイの森』は映画化されているので、興味ある方はぜひ観てください。特に水原希子さんの演技が素晴らしいです。ちなみに『ノルウェイの森』だけに関して言えば、私は映画の方が好きです。
今日から9月。「読書の秋」とも言われる季節に突入しました🍂
大学生の夏休みは長く、新学期まであと三週間あります!大学の授業や課題に追われることがないこの貴重な休みの間に、ゆっくりと大好きな本を読み漁りたいです(*'▽')
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
なつこ