東大生のバレエ留学日記

日々考えていること、バレエのこと、大学生活のことなどを綴っています

【LIFE】なかなか一歩を踏み出せないあなたへ

こんばんは、なつこです。
東京では残暑が続いていて、朝晩は過ごしやすくなってきましたが、昼間は日差しが強めの毎日です😣
みなさんの住んでいる地域はどうですか?

先日ながーい夏休みが終わり、今はどの授業を履修するか考えている段階です。興味ある授業を全部取ろうと思うと時間割が被ってしまうこともあり、取捨選択しなきゃいけないのでとても迷います💦

今学期は前回よりもさらに充実したものになりそうです…!11月には東大の学園祭である駒場祭があるので、それに向けての準備で慌ただしくしていますが、その前にバレエの公演に出演します!

この公演とは、世田谷バレエ連盟が主催の『ドン・キホーテ』のこと。

バレエ留学が終わって日本に帰ってきて、大学に復学した途端、(当たり前ですが)生活の中心が大学になりました。毎日6時間以上踊っていた生活から、昼間は大学、夜バレエのレッスン、という生活スタイルになって、「もっと踊りたいのに…!」とずっと思っていました。なんとかして舞台に立てる機会はないだろうかとインターネットで検索していたら、今回の公演に出演するダンサーを募集している記事をみつけました。
留学して自分の踊りに自信がついたはずなのに、「オーディション」という言葉を見ただけで少し怖くなって、受けるかどうか迷ったのですが、受けてみないことには何も始まらないし、どうせ落ちるなら受けてみよう、といういつもの私の考えに結局は落ち着いて、受けることにしました。

今まで、オーディションや試験などを受けてみて後悔したことはありません。たとえ結果が「不合格」でも、受けたその勇気、経験は無駄にはならないと思います。なんでもやってみる。コンクールに出てみる。東大を受験してみる。奨学金制度の選考を受けてみる。バレエ留学してみる。オーディションを受けてみる。いつも結果が良かったわけではないし、もちろん悩む時期だってありました。でも、どんな結果であっても、「挑戦してよかった」と思えました。

新しいことに挑戦するって、けっこう勇気のいることだし、結果がどうなるかわからないから怖い。しかもたいていのことは努力しないと手に入らないものだったりして、終わりが見えないから果たして自分にできるのかと不安になる。人生そんなことだらけだと思うんです。

それも自分の人生。自分の選択。だから挑戦することを選ぶこともできるし、やめておくこともできる。どちらが正しいとかはない。生き方に正解はないからね。でも私は挑戦する方を選ぶと思う。自分にはどんな可能性があって、どんなことに向いているのか、何が好きなのか。そんなのやってみないとわからないじゃん。

やめておきなよ、って誰かに言われるかもしれない。東大はあなたの学力じゃ厳しい、って高校生の時に言われたことがあります。たしかに私には無理かもしれない、と思うこともできたと思います。でも受かるか受からないかなんて、受けてみないとわからないでしょ?私のためを思っての言葉だったのかもしれません。この言葉を受け留めて私が東大を受験しなかったとしても、この人はおそらく後悔しなかったと思います。受験せずに後悔していたのは、誰でもなく私自身だったと思います。

だから、自分が後悔しないために、自分の可能性を広げるために、とにかくやってみる。やってみないとそもそも結果なんてわかりません。少なくとも私は、そう思いながら日々を送っています🙂

今回、『ドン・キホーテ』に出演するためのオーディションを受けて本当に良かったと思っています。改めて舞台を作り上げる楽しさと責任を実感していて、なによりプロの方と絡むシーンがたくさんあるのでとても勉強になります!
公演については別記事にしたいと思います✨

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

なつこ


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