東大生のバレエ留学日記

留学生活中に体験したこと、考えたことなどを公開しています

【バレエ留学】コンテンポラリーダンスの創作を通して学んだ2つの大事なこと

こんばんは、バレエ留学中のなつこです。

 

今日は、コンテンポラリーダンスの創作を通して学んだ、2つの大事なことについて。

 

今から3カ月ほど前、コンテのレッスンで、ペアで創作ダンスを作る、という課題が出されました。ただし、以下の条件があります:

・2分~3分の作品であること

アート(絵画、彫刻、詩、写真など)からインスピレーションを得ること

・使う音源は曲でも良いし、雑音(車が走る音など)でも良い

・大がかりなものでないなら小物や衣装もOK

そして、この創作は学年末の試験内容になるということもこの時知らされました。(早くも1週間後に迫っています…)

 

私たちが選んだアートは、Jack Vettrianoさんの"Mad dogs"という絵画です。ビーチで日傘を持った2人の女性と1人の男性が描かれています。3人とも表情は見えないのですが、服装からリラックスしていて楽しそうな様子がうかがえます。興味ある方は検索してみてください!

 

曲は、フランス映画「アメリ―(Amélie)」のComptine d'un autre étéという曲の、アカペラバージョンを選びました。有名な曲なので、聴いたことある人もいるんじゃないかな。アカペラバージョンはたまたま見つけたのですが、絵画とすごく合っている気がして、見つけた時はテンションが上がりました(笑)

 

空き時間に少しずつ、アイディアを出し合って振り付けし、昨日出来上がりました!あとは細かい部分を詰めていくだけです。そして、傘を小道具として、ワンピースを衣装として使うことにしました!

 

 

この創作活動を通して学んだことの中で大事だと感じたことは2つあります。

一つは、選んだ作品に何度も戻ること。踊りを創るほうに集中していると、どうしても「こういうステップを入れたらどうか」「こういうリフトを入れたらもっと高度なものができるんじゃないか」などといろいろな発想が湧いてきて、コンセプトを忘れがちになります。実際、私たちもそうでした。振り付けに夢中だったせいで、選んだ絵画の雰囲気から外れてしまったことがありました。

 

そんな時に先生からフィードバックをもらいました。

「今の二人の作品は『踊りっぽすぎる』ので、もっと日常にあるような動作を入れてみたらどうか」というアドバイスでした。

そこで、もう一度絵画をじっくり眺め、そこから浮かんでくる形容詞を挙げていくことに。こうすることで、描かれている2人の女性の性格が想像でき、作品にちょっとしたストーリ性を持たせることができました。そして今日もう一度見せたら、作品から絵画が連想できるようになったと言われました!残り1週間でさらに完成度を上げていきたいです。

 

そしてもう一つは、恐れず第三者からフィードバックをもらうこと。先生でも友達でも、自分たち以外の誰かに見てもらうことで、より完成度の高い作品に仕上がると思います。

例えば大学受験の小論文。小論文は今回の創作と同じで、「正解」がありません。でもだからと言って思うまま感じたままに書いてしまったら、高評価はなかなか得られませんよね。

今回の創作も同じなんです。もらったアドバイスをすべて取り入れる必要はありません。でも、アドバイスをもらえたらアイディアの選択肢が増えて、自分では気づけなかったポイントにも気づけて、いいことがたくさん!フィードバックをしてもらって損することはほとんどないんじゃないかな。取り入れるかどうかは自分次第だから。

 

バレエやコンテから学んだことで、他で活かせることってたくさんあると思うんです。今回学んだことも、今後の人生の中で活かせるように、頭の中に大事にしまっておきたいと思います。

 

今日も読んでいただきありがとうございました!