東大生のバレエ留学日記

日々考えていること、バレエのこと、大学生活のことなどを綴っています

【バレエ留学】ジャニーズJr.の夏練とバレエの練習は似ている!?

こんばんは、なつこです!

 

今日東京は台風だったと聞いたのですが…メルボルンはとても良い天気でぽかぽかしていました!

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今日の記事のタイトルは、「ジャニーズJr.の夏練とバレエの練習は似ている!?」です。そうなんです。似ているんです。(バレエだけでなく、多ジャンルのダンス・音楽・スポーツなどでも共通するかもしれません)

昨日たまたまYouTubeの「あなたにおすすめ」の欄に出てきた動画が、ジャニーズJr.(以下、ジュニア)の動画だったんです。おそらく最近ダンスの練習動画をよく見ていたからだと思います(笑)

ジュニアの子たちは学校が夏休みの時に、約一ヶ月に渡って本番が毎日のようにあり、それに向けての練習と本番に密着した映像でした。

詳しく知りたい方は以下の動画を見てみてください。

パート1→ジャニーズJrの真実 - YouTube パート2→ジャニーズJrの真実 - YouTube

 

ジュニアの子たちは、レッスン中に振り付けを一回で覚えないといけないと言っていました。すぐに覚えないと踊る位置が後ろの方になったり、ジュニアマンションの中で踊れない可能性も出てくるみたいです。(ジュニアマンションとは、ステージの後ろに建っている、いくつもの小部屋がある舞台装置です↓)

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↑一つひとつの小部屋にジュニアの子が入り、安全ベルトを装着して踊ります。ここで踊れる人数には限りがあるらしい…!

 

これってバレエでも同じで、振りをすぐに覚えなかったり先生の注意を次の練習までに直していないと、第一キャストから第二キャストに降ろされたり、最悪出演できない・役がもらえない、ということもあります。なので、注意はcorrection noteに書き込んで復習できるようにしています。上の動画でも、ジュニアの子たちが先生のアドバイスや注意点、振りなどをメモしていて、「ああ、私たちもメモするする!」と親近感が湧きました。

 

とても驚いたのは、ジュニアの子たちは舞台装置の操作まで自分たちでやっているということ。動画ではフライング用のロープの付け外しを踊りながらやっていて、びっくりしました。こういった装置の操作は、バレエでは舞台スタッフさんがやってくださるので。

これを「自分たちが使うものは自分たちで管理する」という視点から見ると、私たちは自分の体形に合うように本番で使う衣装を直します。衣装はそのままだと微妙にサイズが合わなかったりするので、ぴったり合うように袖やウェスト部分を直したり、ゴムの長さを調節します。

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↑チュチュ(tutu)と呼ばれるバレエの衣装。


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↑裏はこんな感じ。ウエストのところにフックを引っ掛ける部分が縫ってあります。

 

動画の中でジュニアの子たちは振り付けをみんなで復習していたのですが、バレエでもよくリハーサルが始まる前などに振りを確認し合います。一人で踊らない限り、ステージには一緒に踊る仲間がいます。舞台を成功させるためには、みんなで息を合わせて踊らなければなりません。踊りはグループワークでもあるんです。20人そろって踊る振りがあるなら、一人でも間違えれば舞台は台無しになってしまいます。

だから、振りを確認し合うことはアーティストとしてとても重要なことです。

この世界で、たった一人でできることは何もないと思います。常に互いに協力しあって生きていくのです。

バレエを通して、チームワークの大切さを学んでいる気がします。

 

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↑夕方のメルボルン。最近は夕方でも外が明るくて、春の訪れを感じます。

 

今日も読んでいただきありがとうございました☺