東大生のバレエ留学日記

留学生活中に体験したこと、考えたことなどを公開しています

【バレエ留学】「舞台」の不思議な力

こんばんは、なつこです。

火曜日、バレエ学校の発表会に出演しました!
正確には、バレエ学校(the Australian Conservatoire of Ballet, ACB)付属のバレエスクール(Melbourne Conservatoire of Ballet, MCB)の発表会です。もちろんメインはMCBの生徒さんなのですが、ACBの生徒も何人か出演しました。

私は、『くるみ割り人形』の「中国の踊り」を踊りました!この踊りは、12月20、21日のACBの公演でも踊るので、今回舞台で踊れて良い練習になりました。

本番直前に一度通し稽古があったのですが、場当たりもなくいきなり音楽をかけての練習だったので、正直焦りました。しかも、舞台は本当に小さくて、床は硬く、少し傾斜がある。おまけに客席と舞台の高さが違うので正面を見ると観客が視界に入らない。よくある舞台は、客席が後ろの方になるにつれて斜めになっているので、正面を見ると遠くの方にお客さんが見えます。

(場当たりとは、音楽をかけずに舞台上で立ち位置などを確認すること。舞台には、ダンサーが自分の立ち位置を把握しやすいためにテープが貼られていることが多いです。これらのテープをもとに、舞台上のどこで踊り始めるか、どこで終わるか、などを決めます。)

練習が終わり、直後の感想は、
「このままだとまずい」
でした。今までで一番ひどい踊りをした気がしました。

焦りと不安で、頭が真っ白になりそうでした。小さな舞台なのになぜこんなに焦っているんだ、と考えれば考えるほど、余計に焦る自分がいて、それと同時に、楽しもう!と前向きな自分がいました。

他の生徒が踊っている間、一緒に踊る友達と舞台袖で立ち位置を何度も確認しました。そうしたら、不安と焦りが徐々に消えていって、気づけば舞台に立つのが楽しみになっていました。

そして、いざ本番。
失敗もなく、普段の練習通り、うまくいきました!練習のときの焦りはどこに行ったんだ?というぐらい、舞台を楽しむことができました。

私は、本番前は全然緊張しないタイプで、むしろ本番一週間前ぐらいの方が、本番のシミュレーションをしたりで緊張します。でも今回は、そもそも発表会に出演することが決まったのが当日の4日前だったので、緊張する暇もなく、気づいたら本番当日、という感じでした(笑)だから今回例外的に、焦ってしまったのかもしれません。

↓本番直後の写真!髪飾りは可愛いお箸です♡


舞台って、何が起こるかわからないから本当に怖い。
でもだからこそ、立つ意味があるというか。
何回立っても、毎回違う感覚、違う感情、違う踊り。
一度として同じ舞台はありません。
今回みたいに達成感がある舞台もあれば、悔しい思いをする舞台もあります。
舞台で「完璧」な踊りをすることは、不可能に近いです。
その時のうまくいったこと・うまくいかなかったことを次の舞台に活かす。
舞台に立つことに終わりはないと思うんです。
一度経験してしまうと、次はこうしよう、ああしよう、とどんどん欲が出てくるから。
舞台には、そんな不思議な力があります。
私もその力に魅せられたうちの一人です。


今日も読んでいただきありがとうございました!
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