東大生のバレエ留学日記

日々考えていること、バレエのこと、大学生活のことなどを綴っています

【バレエ留学】一週間後の公演「くるみ割り人形」に向けて

こんばんは、バレエ留学中のなつこです。

 

今日は12月12日、つまりバレエ学校(the Australian Conservatoire of Ballet, ACB)の公演「くるみ割り人形」初日まで10日を切りました!12月に入ってから時の流れがジェット機のように早く感じます。一日一日は長く感じるんだけど、一週間、二週間というまとまりで見ると短く感じるみたいな。

 

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今はプロダクションウィーク(production week)真っただ中です!プロダクションウィークとは、公演初日の約二週間前から公演に向けて集中的にリハーサルをする期間です。大道具を使ったり、衣装を着てリハーサルしたり。またこの時期に、正式にキャストが決まります。(今までは毎週のようにキャストがコロコロ変わっていました。)金曜日にはゲストとして出演するプロの方がいらっしゃいます!いっしょにリハーサルできるのが楽しみです♪

 

リハーサルがない時間帯は、ステージクラフト(stagecraft)と言って、舞台で使う小道具や大道具を作ったり、衣装や髪飾りを自分たちで直したりします。私は今日、雪のシーンで使う雪だるまを手直ししました!体の部分と頭の部分の取り外しができるようにマジックテープを貼り、雪に見立てて土台に綿を貼るという作業。よく手芸して遊んでいいた小さいころを思い出します。

 

実際に舞台で使う道具や衣装の製作に生徒が関われるのは、とても良い経験だと思います。一つ一つが丁寧に、手間ひまかけて作られているありがたみが身に染みてわかるから。道具とか衣装って、いわゆる「裏方」で、あまり目立たない役ですよね。実際、私はダンサーなのになんで衣装のことまでやらなきゃいけないの!」って文句言っているクラスメイトだっているくらい。

 

発表会だと衣装はスタジオにあるものを借りたり、衣装屋さんでレンタルすることが多いし、道具はプロの舞台スタッフが準備してくれることがほとんど。少なくとも私が日本で通っていたバレエ教室ではそうでした。だから自分で衣装を縫ったり舞台道具を作るのはとっても新鮮!ちなみにACBでは、衣装を作るのは生徒のお母さんたちです!

 

ステージクラフトを通して、ダンサーももちろん大事だけど、

衣装や道具を担当するスタッフ、音楽担当のオーケストラ、照明担当のスタッフなどすべてがそろっての公演なんだなと、改めて気づかされました。

 

こういう小さな気付きを大切に、残り一週間のリハーサル頑張ります!

 

今日も読んでいただきありがとうございました。

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