東大生のバレエ留学日記

日々考えていること、バレエのこと、大学生活のことなどを綴っています

【LIFE】シークレットサンタってご存知?

こんばんは!なつこです。

12月になりましたね!日本はどんどん寒くなっていくと思いますが、こちらオーストラリアはこれからどんどん暑くなっていきます!でもメルボルンの気温は毎日本当にバラバラです。昨日は最高気温が32℃だったのに、今日は18℃。体調崩さないように気をつけないと…



突然ですがみなさん、
シークレットサンタ
って聞いたことありますか?

実はこれ、毎年バレエ学校の生徒同士でやっているクリスマスのプチイベントなんです。
クラスメイトの名前が書かれたくじ引きを引き、引いた名前の子のサンタクロースになる、というもの。クリスマス近くなったらみんなでプレゼント交換をするのですが、それまで自分が誰のシークレットサンタなのか、バレてはいけません。


プレゼント交換をする日まで、シークレットサンタはプチサプライズを用意してもいいんです。例えば、担当の子のロッカーにお菓子を入れておくとか。メッセージを添える場合は筆跡がバレないようにしなきゃとか、あげるものによっては自分だとバレてしまうかもとか、けっこう難しいんです!毎日顔を合わせているメンバーなので、お互いの性格や好みをわかっているしね(笑)
ちなみに金額の上限は、今年は20ドル。それ以内であればどんな形でプレゼントをあげてもOK。もちろん手作りもOKです。


私は、金曜日にシークレットサンタからサプライズをもらいました!靴の中に"check fridge for a surprise"(冷蔵庫の中を見てね)というメモが入っていて、バレエ学校の冷蔵庫を開けたら中にはチョコレートムースが!サプライズの仕方もすべてがセンス良すぎて、リハーサルの疲れも吹っ飛びました♪


サプライズはされるのももちろん嬉しいけど、私はやっぱりサプライズする方が好き。喜ぶ相手の顔を思い浮かべながら、何をどうやってあげようか、考えるだけでワクワクします。


来週は何をあげようかな。今からちょっぴりドキドキです♡

今日も読んでいただきありがとうございました!
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【バレエ留学】コンテンポラリーダンスの創作を通して学んだ2つの大事なこと

こんばんは、バレエ留学中のなつこです。

 

今日は、コンテンポラリーダンスの創作を通して学んだ、2つの大事なことについて。

 

今から3カ月ほど前、コンテのレッスンで、ペアで創作ダンスを作る、という課題が出されました。ただし、以下の条件があります:

・2分~3分の作品であること

アート(絵画、彫刻、詩、写真など)からインスピレーションを得ること

・使う音源は曲でも良いし、雑音(車が走る音など)でも良い

・大がかりなものでないなら小物や衣装もOK

そして、この創作は学年末の試験内容になるということもこの時知らされました。(早くも1週間後に迫っています…)

 

私たちが選んだアートは、Jack Vettrianoさんの"Mad dogs"という絵画です。ビーチで日傘を持った2人の女性と1人の男性が描かれています。3人とも表情は見えないのですが、服装からリラックスしていて楽しそうな様子がうかがえます。興味ある方は検索してみてください!

 

曲は、フランス映画「アメリ―(Amélie)」のComptine d'un autre étéという曲の、アカペラバージョンを選びました。有名な曲なので、聴いたことある人もいるんじゃないかな。アカペラバージョンはたまたま見つけたのですが、絵画とすごく合っている気がして、見つけた時はテンションが上がりました(笑)

 

空き時間に少しずつ、アイディアを出し合って振り付けし、昨日出来上がりました!あとは細かい部分を詰めていくだけです。そして、傘を小道具として、ワンピースを衣装として使うことにしました!

 

 

この創作活動を通して学んだことの中で大事だと感じたことは2つあります。

一つは、選んだ作品に何度も戻ること。踊りを創るほうに集中していると、どうしても「こういうステップを入れたらどうか」「こういうリフトを入れたらもっと高度なものができるんじゃないか」などといろいろな発想が湧いてきて、コンセプトを忘れがちになります。実際、私たちもそうでした。振り付けに夢中だったせいで、選んだ絵画の雰囲気から外れてしまったことがありました。

 

そんな時に先生からフィードバックをもらいました。

「今の二人の作品は『踊りっぽすぎる』ので、もっと日常にあるような動作を入れてみたらどうか」というアドバイスでした。

そこで、もう一度絵画をじっくり眺め、そこから浮かんでくる形容詞を挙げていくことに。こうすることで、描かれている2人の女性の性格が想像でき、作品にちょっとしたストーリ性を持たせることができました。そして今日もう一度見せたら、作品から絵画が連想できるようになったと言われました!残り1週間でさらに完成度を上げていきたいです。

 

そしてもう一つは、恐れず第三者からフィードバックをもらうこと。先生でも友達でも、自分たち以外の誰かに見てもらうことで、より完成度の高い作品に仕上がると思います。

例えば大学受験の小論文。小論文は今回の創作と同じで、「正解」がありません。でもだからと言って思うまま感じたままに書いてしまったら、高評価はなかなか得られませんよね。

今回の創作も同じなんです。もらったアドバイスをすべて取り入れる必要はありません。でも、アドバイスをもらえたらアイディアの選択肢が増えて、自分では気づけなかったポイントにも気づけて、いいことがたくさん!フィードバックをしてもらって損することはほとんどないんじゃないかな。取り入れるかどうかは自分次第だから。

 

バレエやコンテから学んだことで、他で活かせることってたくさんあると思うんです。今回学んだことも、今後の人生の中で活かせるように、頭の中に大事にしまっておきたいと思います。

 

今日も読んでいただきありがとうございました!

 

 

  

【LIFE】映画『くるみ割り人形と秘密の王国』観てきたよ!

こんばんは、バレエ留学中のなつこです。

 

先日、PVが5000を超えました!始めて約3ヶ月半ですが、想像以上にたくさんの方に読んでいただけて、とても嬉しいです。ありがとうございます!!これからもどんどん発信していこうと思うので、今後も東大生のバレエ留学日記をよろしくお願いします。

 

 

さて。この前の日曜日、バレエスクールのお友達と『くるみ割り人形と秘密の王国』を観てきました!英語のタイトルは、"The Nutcracker and the four realms"です。日本では11月30日公開ですが、オーストラリアでは一足早い11月22日に公開されました。

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(Wikipedia より)

 

今年のバレエ学校の公演の演目が『くるみ割り人形』なので、とってもタイムリー!本番が3週間後に迫っているので、毎日リハーサルで追われています💦詳しくはまた別の記事で。

 

本題に戻って…

映画の中では、チャイコフスキー作曲のバレエ音楽がいろいろな場面で使われていました。オープニングの音楽とか、花のワルツ、アラビアなどなど。映画の内容とは関係ないエピソードですが、一番面白かったのは、花のワルツの曲が流れていたとき。なんと友達も私も、音楽に合わせて勝手に手が動いていました(笑)意識すらしていなくて、ちらっと隣を見たら友達も同じ動きをしていて、思わず笑ってしまいました😊リハーサルで飽きるほど聴いている曲なので、聴くだけで脳が勝手に反応してしまうみたい。

 

この映画で一番素敵だなと思ったのは、その世界観。どこか『ナルニア国物語』に似ていて、気づけば夢の世界を一緒に冒険しています。登場人物の衣装や髪飾りも見どころの一つです!

 

ちなみに、バレエダンサーとして出演しているのは、バレエ界で知らない人はいないほど超有名なセルゲイ・ポルーニンと、「世界で最も影響力のある100人」の一人に選ばれたこともあるミスティ・コープランド。二人の可憐な踊りから目が離せませんでした。

 

そして最後にタイトルに注目。日本版では「秘密の王国」ですが、英語版では"the four realms"、つまり「4つの王国」となっています。この「4つ」が何を意味するかは、観てのお楽しみ。『くるみ割り人形』のお話を知っている方は、「なるほど!」と思うかもしれません♪

 

今日も読んでいただきありがとうございました!

ぜひ劇場で観てみてください!

【ウルル旅行記】オーストラリアの中心にウルル(エアーズロック)に行ってみた!

こんばんは、バレエ留学中のなつこです!

 

今回は旅行記です!

だいぶ前になりますが、バレエ学校がお休みの間、9月19日から21日までウルルに行ってきました。

ウルルは別名「エアーズロック」。こっちの方を聞いたことがある人の方が多いんじゃないかな。ウルルは世界第2位の一枚岩で、世界遺産に登録されています。アボリジニーというオーストラリア先住民の聖地として、今でも崇められています。

 

↓場所は、この青いマークがついているところ!今私が住んでいるメルボルンは、地図上のVICと書いてあるところです。片道飛行機で3時間ぐらい。メルボルンとの時差は1時間半です。

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↓離陸してしばらくは畑が見えていたのですが…


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↓気づけば辺り一面赤土!

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↓そしてだんだんとウルルが見えてきました。奥の方には「カタジュタ」という岩山も。

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一日目。夕方からのーんびりとエアーズロックリゾートを散策することに。この日の気温は確か20℃前後。半袖に厚手のパーカーを着てちょうどいいぐらいでした。ちなみにエアーズロックリゾートとは、ウルル-カタジュタ国立公園から近い場所にあるリゾートエリアです。中にはホテル、キャンプ場、スーパー、レストラン、インフォメーションセンターなど、すべてが揃っています。

 

↓夕方、近くの展望台から見たウルル。遠くからでも存在感がありました。夕日を見ようと思ったのですが、失敗しました…

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一日目の夕食は、スーパーで買って食べました。安く済ませたい時に便利!

 

二日目はウルルサンライズツアーに参加しました!朝5時20分にホテル前集合。起きるの辛かった…この日は朝から雨。せっかくのサンライズが…と思いますよね。でも実は、こんなに雨が降ったのは実に半年ぶりらしくて、そもそも9月は乾期だからあまり雨が降らないのだとか。なんてラッキーなの!

サンライズの様子。これはこれでとっても綺麗でした☆

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サンライズを見た後は、ウルルの麓散策or登山。はじめは登山希望だったのですが、

「今まで、登山の途中で転落事故に遭い、亡くなられた方がたくさんいらっしゃいます。私たちはこのような悲しい事故が起きてほしくありません。できれば安全に、私たちの聖地をみなさんに見てもらいたいです。」

というアボリジニーの方からのお願いを、ガイドさんが教えてくださいました。それを聞いて、登山はやめよう、と決めました。(また、この日は雨だったため登山希望者は断念せざるを得なかったようです。)

 

それではウルルの麓散策、たくさんの写真とともに紹介します!

 

↓こちらが登山の入り口。「ウルルに登らないでください」というのが理由とともにいろいろな言語で書かれています。


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↓ウルルの斜面。はじめの数メートルは、鎖なしで自力で登ります。見たところかなり急でした。

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↓くぼみには壁画が。壁画を使って、古くから自分たちが大切にしてきたお話を子どもたちに伝えていたそうです。


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↓岩同士が最も接近しているところ。インスタ映えスポットだよ!とガイドさんが教えてくださいました(笑)私も定番のポーズでパシャリ。逆光で顔が見えないのが残念。


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↓雪が降ったように見える斜面。これも雨の日ならではの珍しい景色です!

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↓一番上のくぼみ、何に見えますか?

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そう、答えはハート♡

 

今でも大切にされている神聖な場所は、撮影禁止。行った人だけが見れる、自然の偉大さが肌で感じられる場所でした!

 

エアーズロックリゾートに戻り、展望台で夕日に再チャレンジ。空がオレンジ、ピンク、グレー、さまざまな色に染まっていて美しかったです。建物一つない、大自然の中で見た初めての夕日でした。

↓木の後ろに見えるのはカタジュタ。

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最後の夜だったので、ちょっと高かったけどレストランで夜ご飯を食べました!なぜか飲み物の写真しかない…

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三日目はホテル周辺を散歩し、空港へ。ウルル、またね!

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やっぱり私は大自然が好き。旅するのが好き。

この3日間で改めてそう思いました。

美しいものを見て、おいしいものを食べて。

知らない人に出会って。

大自然を見ながら頭を空っぽにして。

旅は私にとって、自分をリセットしてくれるものなのかもしれません。

 

今日も読んでいただきありがとうございました!

 

【バレエ留学】バレエ学校での試験ってどうなっているの?〜そこで学んだ「強弱をつける」ということ〜

こんばんは、バレエ留学中のなつこです!

 

新しい一週間が始まりましたね!

地元の東京では、このくらいの時期になると各地でクリスマスに向けてイルミネーションが点灯したり、クリスマスツリーが飾られたり、「冬感」が増しますよね。今私が住んでいるメルボルンでも、クリスマスツリーやリース、イルミネーションをたくさんの場所で見ることができます。が、どうしても「季節感がないな」と感じてしまいます。今日だって、11月半ばなのに最高気温は32℃、溶けそうな暑さ。ずっと北半球でクリスマスを迎えてきた私にとっては、この気温では「クリスマス感」がないのも当然かもしれません。

 

さて、今日はバレエのお話。先週バレエ学校ではバレエの試験がありました。試験内容は、バーレッスン、センターレッスン、そしてポワントレッスンです。

 

★バーレッスンとは?みぞおち辺りの高さに、床と平行に設置された木の棒につかまって、バレエの動きをすること。バレエのレッスンは、毎回このバーレッスンから始まります。

★センターレッスンとは?その名の通り、バーにつかまらずにスタジオの真ん中でバレエの動きをすること。ゆったりとした動きから、回転、ジャンプまでその内容は多岐にわたります。

★ポワントレッスンとは?ポワントとは、先っぽが硬くなっていて、つま先立ちするトウシューズのこと。このポワントを履いて踊ることをポワントレッスンと呼んでいます。

イメージがつかめない方は、こちらの動画をご覧ください!

バーレッスンの参考動画→Vaganova Ballet Academy. Barre, Classical Dance Exam. Girls, 4th class. 2015 - YouTube

センターレッスンの参考動画→Vaganova Ballet Academy. Jumps, Classical Dance Exam. Girls, 4th class. 2015 - YouTube

 

普通のレッスンでは、バーレッスンもセンターレッスンもポワントも、毎回先生が振りを教えてくれて、生徒はその振りをその場で覚えて踊ります。つまり、レッスンごとに振りが毎回変わります。一方試験では、あらかじめ決められた振り付けを覚えて、それを審査員の先生の前で踊ります。

 

私たちは、担任の先生から振り付けを教わり、約1カ月半、毎日同じ内容のバーレッスン、センターレッスン、ポワントレッスンを練習し、試験に挑みました。あと数日で本番、という時期に、担任の先生が言っていたことが印象的だったので、書き留めておきたいと思います。

 

「料理を作るとき、一度にたくさんの種類のスパイスを使ったら、どのスパイスを強調したかったのかがわからず、味もぱっとしないでしょう?今回の試験のエクササイズの振り付けも、料理に入れるスパイスのようなものです。『このエクササイズではこの回転とこのジャンプを強調したいから、ほかのステップは色を付けすぎずにシンプルに踊ろう』。このように、エクササイズごとに自分は何を審査員に見せたいのかを考えてみましょう。」

 

全部を「見せる」必要はなくて、重要だと思う部分を強調しながら踊る。そこだけパラパラっとスパイスをふりかけたみたいに。

こうすることで踊りに「強弱」をつけることができるんです。

しかも、すべてのステップで100%の力を使わなくてもいいので、疲れにくく、踊りやすくなります。「頑張るステップ」と「そこまで頑張らないステップ」とに分ける、の方がわかりやすいかな。実践してみて本当に踊りやすくなったので、バレエやっている人はぜひ試してみてください!

 

バレエやってないから関係ない、よくわからないと思った方!プレゼンを例えに考えてみましょう。

プレゼンの準備をするときは、「何を伝えたいか」をまず第一に考えますよね。「説明」は、その「伝えたいこと」を導くために付け加えます。そして発表する時は、「一番伝えたいこと」を強調するために、少し声を張り上げたり、ジェスチャーを加えたりするわけです。バレエも同じで、「強調するステップ」と「それ以外のステップ」を意識することで、相手に何を表現したいかが伝わりやすくなる、ということです。

 

バレエ学校に留学して、「バレエで習うことの中には、バレエ以外の場面で役立つことがたくさんある」ということを一層強く感じています。そんな貴重な経験を、ブログを通して皆さんにもっと共有できればいいなと思っています。

 

↓試験直後、クラスメイトと。名付けて「喜びの舞」♪

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今日も読んでいただきありがとうございました!次回もお楽しみに☺

 

 

 

【LIFE】日曜日の小さな幸せ

こんばんは、バレエ留学中のなつこです。 

 

先週バレエ学校ではバレエのアセスメント(学年末試験のようなもの)があり、色々なストレスから少し解放されました。まだレパートリーの試験とコンテの創作試験、そして公演が残っているので気が抜けませんが💦

 

さて、今日は日曜日!

一週間練習やリハーサル、試験でスケジュールが詰まっていると、オフの日が待ち遠しくなるものです♪ちなみに今日の最高気温は27℃。とっても天気が良く、お出かけ日和でした!

 

今日は、たまたま同じ時期に留学しているお友達と会うことに。彼女はヴァイオリンがとっても上手で、最近よくバスキングをしているため、演奏を聴いてからボタニカルガーデンでゆっくりすることにしました。

 

★バスキングとは?路上で楽器演奏や手品などのパフォーマンスを行い、観客からお金をもらうこと。メルボルンではバスキングをしているアーティストが多く、人通りが多いシティではいつも賑やかです♪バスキングをするためには許可証が必要ですが、友達曰く手続きは簡単みたいです。

 

メルボルンはアートに関心がある人が多いのか、友達が弾いていると、お金をチャリンとケースに入れてくれる通行人がたくさん!そして、"Thank you"と笑顔で付け加えていく人たちもたくさんいました。それを横で眺めながら、とっても幸せな気持ちになりました。「ありがとう」って素敵な言葉だな、って。

 

↓ヴァイオリンを弾く友達♪

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「ありがとう」という言葉は、あなたはどんな言葉だと思いますか?

 

私は、言った人、言われた人だけでなく、第三者として見ていた人をも幸せな気持ちにしてしまう言葉だと思います。

 

友達の素晴らしい演奏と、観客のやさしい言葉を耳にして、明日からの新しい一週間もまた頑張ろうと思えた日曜日でした。

 

↓ボタニカルガーデンの隣にある、戦争慰霊館のバルコニーから。メルボルンのシティが一望できます。

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↓こちらが戦争慰霊館。

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今日も読んでいただきありがとうございました!

【LIFE】オーストラリアの誕生日事情

こんばんは!バレエ留学中のなつこです。

今日はバレエと全く関係のない、誕生日に関する記事です。

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実は今日、11月11日は私の誕生日なんです!22歳になりました☺

家族から電話をもらったり、たくさんの友達からメッセージをもらいました。みんなありがとう!すぐそばにいなくても、大好きな人たちからお祝いしてもらえるのがどんなに幸せなことか、身に染みて感じました。

 

11月11日と言えば、「ポッキー(プリッツ)の日!」と答える方がたくさんいますが、約10年前(もう10年も前なんだ…!)、フランスから帰ってきたとき、「誕生日がポッキーの日で羨ましい」と言われ、きょとんとした覚えがあります。だってフランスに住んでいたときは、11月11日は第一次世界大戦終戦記念日で、毎年祝日だったから。

帰国したばかりの私は、「誕生日に学校があるなんて、なんてラッキーなの」と、いつもより学校に行くのが楽しみだったのを思い出します。

ちなみに今日母に教えてもらったのですが、11月11日は「いい出会いの日」でもあるんです!調べたところ、2012年に日本記念日協会にそのように認定されたそうです。「1」を一つ横にすると「1+1」になり、「1」を独身者と考えたとき、独身者同士がいい出会いをして「1+1=2」になってほしい、という願いが込められているそうです。素敵✨

 

ところでみなさん、オーストラリアでは自分の誕生会は自分で企画するのが当たり前なの、ご存知でしたか?オーストラリアだけでなく、フランスでも同じでした。フランスでは、誕生会に来てほしい人に招待状を書いて、招待された人はプレゼントを持ってお祝いするんです。ケーキやお菓子を用意するのは誕生会を開催する側です。

一番記憶に残っている友達の誕生会は、手品師を呼んで手品やゲームをたくさんした会です。そこまで大規模に誕生会をする習慣がない日本で、このような手の込んだ誕生会をしたらびっくりされるでしょうが、フランスでは友達をたくさん招待して盛大にお祝いするのが普通でした。ね、文化の違いって面白いでしょう?

 

友達に聞きましたが、オーストラリアでも誕生日はかなり盛大にお祝いするみたいです。「自分から声をかけないと祝ってもらえないよ」と教えてもらい、それはさすがに寂しすぎると思ったので、思い切って学校の友達を誕生日ディナーに誘ってみました。自分で誕生会を開催するのは実に10年ぶりだったので緊張しましたが、クラスのほぼ全員が集まってくれたので、勇気を出してよかったと思いました。行動してみるって大事ですね。

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半袖で誕生日を過ごせるなんて、なかなかない経験でした!しかも今日は久々の雲一つない晴天!雨女だと思い込んでいましたが、どうやら晴れ女だったようです…♫

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22歳になり、この歳で留学できていること、ある意味自由な時間がたくさんあること、多様な人たちと出会えることに感謝しなければならない、と改めて感じています。この一年の課題は、留学で得たことを自分の将来にどう活かすか、夢にどう繋げていくかを考えることです。日本に帰った時に後悔しないように、留学生活でできることはすべてやり切りたいと思います。

 

 

今日も読んでいただきありがとうございました♡