東大生のバレエ留学日記

日々考えていること、バレエのこと、大学生活のことなどを綴っています

【バレエ留学】バレエとメイク

こんにちは、なつこです。

先日五月祭があり、私の所属する教育学部心理学コースのみんなで、恋愛IQカフェを開きました!80問に「はい」または「いいえ」で答えてもらい、分析して結果をお客様にお出しするという企画。今年もたくさんのお客様が来てくださいました!
ツイッターを見て来てくださった方々、ありがとうございました!


さて、今回は、バレエ留学をしていて学んだことについて書こうと思います。

バレエとメイク

バレエとメイク、どういった関係があるのか疑問に思った方が多いことでしょう。たしかに、バレエは身体を使って踊るものだから、一見関係がなさそうに思えますよね。でも実は、大いに関係があります。バレエではもちろん回転したりジャンプしたり脚を上げたり、という動きが出てきますが、顔の表情もとても大事です。バレエにはセリフがないため、顔を含め身体全体で自分が演じている役を表現しなくてはならないからです。そのため想像以上に顔、表情が大事です。その大事な「顔」を引き立たせるのがメイクだと思っています。
また、舞台に立つときは通称「バレエメイク」と言って、役柄や衣装に合わせたメイクをします。どれだけ脚を上げたり、たくさん回ったりジャンプしたりしても、顔の表情がなかったらバレエとは言えません。バレエと顔の表情、バレエとメイクは切っても切り離せない関係なんです。


↑これがバレエメイク

私にとってのメイク

実をいうと、留学する前まで私はメイクすることが大事なことだとは思っていませんでした。大学生になってからはかるーくしていたけど、「レッスン受けたら汗でどうせとれちゃうし」と思って全く力を入れていませんでした。そのままの感覚で留学してみるとまあ大変。
1、目鼻立ちがはっきりしている外国人に囲まれて存在感がない
2、スタジオが舞台と同じぐらいの広さで、鏡に映る自分の顔が薄く見える
など、今までぶち当たったことがない壁に見事にぶち当たりました。
このままではインパクトがない上に、自信までなくしてしまう…!と危機感を感じ、メイクの練習をすることにしました。

メイクを通して自分の顔と向き合う

私は、普段からメイクをすることで、踊っていない時でも他人からどう見られているのかを意識するようになると感じています。バレエは、人に見られて美しいかどうかが判断されます。いくら高く脚を上げていくらたくさん回っても、そうすることで何を表現したいのかが人に伝わらなければ意味がないのと同じように、無表情で踊っていたら何を表現しているのか、どんな役柄を演じているのかが全く伝わりません。だからメイクする事で、毎日自分の顔と向き合い、自分自身に意識を向けることができます。
レッスンや舞台があるときだけでなく、日常生活からきちんとメイクすることが大事です。ローマは一日にして成らず。時間をかけて身に付けていくしかないのです。

メイクをするようになって変わったこと

メイクをするようになって、段々上手にできるようになって変わったことがあります。それは、自分に自信が持てるようになったことです。以前、「謙遜」と「ありがとう」と「自信」というタイトルで、変に謙遜せず素直にありがとうと言うことが自信につながるという記事を書きましたが、これは自分の内面を変えることが自信につながる、というお話です。今回のメイクのお話は、外見を変えることが自信につながる、というものです。どちらも身に付けることで最強になれる!なんて大げさかもしれませんが、こんな小さいことでも自信が持てるようになるんです。
natsukozballetlife.hatenadiary.com

私のメイクポイント

ここからは、少し実践的な内容です。

①メイク時間:15分(はじめは30〜40分ほどかかっていましたが、コツを掴んでからは短くなりました!)

②意識すること:自分が持っている良さを引き出すにはどうしたらいいか、ということをいつも意識する。隠すためのメイクではなく、良さを引き出すためのメイクにマインドチェンジ!

③どうやって学んだか:私は美容系YouTuberの動画を見て学びました。けど、顔は人それぞれ違うので、やはり毎日練習して研究する必要があると思います。回数を重ねることで、自分に似合うアイシャドウの色や口紅の色、アイラインの引き方がわかっていきます。そうするとメイクにかける時間をぐっと減らすことができるので、練習あるのみです!

まとめ

メイクはバレエと無関係ではなく、むしろとても大事な要素です。少しの意識が大きな変化につながることってたくさんあります。私の場合はメイクでしたが、日常生活の中には普段そこまで重要視されていないけれど、実は少し意識するだけで変化を生み出すことはたくさん転がっているはずです。読者の皆さんも、ぜひ見つけてみてくださいね!

今日も読んでいただきありがとうございました!

なつこᕱ⑅ᕱ”