東大生のバレエ留学日記

日々考えていること、バレエのこと、大学生活のことなどを綴っています

【今月の本】3月、4月のおすすめを紹介します!

こんにちは!3月末にバレエ留学から帰ってきたなつこです。

今日で帰国してからちょうど1カ月が経ちます。1年も日本にいなかったのに、まるで留学が一瞬の夢だったかのように、日本での生活にすぐに慣れました。4月の初めには大学にも復帰し、私の生活に「日常」が戻ってきました。もちろん、バレエも続けています!留学の時みたいに毎日とはいきませんが、週に最低3回はレッスンに通いたいな、というところです。あと少なくとも10年は踊っていたい(笑)

 

前置きが長くなりましたが、今回は3月と4月のおすすめベスト2冊を紹介します。

 

1、仕事は楽しいかね?(デイル・ドーテン著)

タイトルに惹かれて読んだ本。自己啓発、仕事術、アイデア出しなどが流行っている現代において、そういった本にいろいろ手を出す前に読んで欲しい一冊です。今まで何冊か自己啓発系・仕事術系の本を読んだことがありますが、この本ほどシンプルに、たくさんの例を交えながら書かれている本はありませんでした。

「試してみること」「挑戦すること」「毎日新しい自分でいること」。こうして書き連ねれば簡単そうに見えますが、シンプルなことほど実践するのが難しい。でもきっと、この一見簡単そうなことを実行に移せたら、本当に人って変われるんだろうと思います。

 

2、Nのために(湊かなえ著)

数年前に榮倉奈々さんと窪田正孝さんが主演でドラマ化されたので、知っている方もいるのではないでしょうか。高層マンションに住む野口夫妻が、部屋で死体で見つかり、そこには4人の学生がたまたま居合わせた。それぞれの証言によると、夫婦は4人のうちの一人に殺されたことになるが、不審な点もある。では本当は、夫婦はなぜ死んだのか。読めば結末にきっと衝撃を受けることでしょう。

小説の中で「究極の愛、それは罪の共有」という言葉が出てきます。一緒に背負うのでも、受け入れるのでもなく、「共有」。この言葉が小説全体のカギになっているのだと感じました。

 

紹介したい本がありすぎて、毎月2~3冊に絞るのが大変!そのうち、紹介しきれなかった本を簡単にリストアップするだけの記事も書いてみようかな。

 

今回は帰国してバタバタしていたので1カ月ぶりの更新ですが、今後はもう少し頻繁に書きたいと思っているので、引き続き読んでいただけると幸いです!

 

今日も読んでいただきありがとうございました!

 

なつこ